情報発信からコミュニケーションへ

 インターネットの世界は、従来と異なる性質のコミュニケーションの力を持ってい
ます。

 WWW上への情報発信は、実は"情報開示"に過ぎない。

 これは今にもコミュニケーションが始まろうとしている状態で、ここからコミュニ
ケーションを起こすために、私たちは自己を包み隠さずさらけ出すのです。

 従来、個人が自己の主張を公にするためには、新聞や雑誌への投稿、学会発表、本
の出版など、それなりの場にみずから出ていかなければなりませんでした。しかし、
インターネットがこれを変えました。WWW上へのページの公開によって、個人の主張や
作品を自由に公にすることができるようになりました。

 しかし、ホームページにアクセスしてくれないと見てもらうことができないのです。
いわば、"情報開示"に過ぎません。情報を受け取りたい人に情報を取りに来てもらわ
なければならないのです。主体は情報を取りに行く者にあります。 

 受信者がみずから情報を獲得しにいくとき、発信と受信というコミュニケーション
が始まります。 

 だから、わずかなあと一歩を踏み込めば、そこからコミュニケーションが始まりま
す。その一歩とは、わたしが受信者であれば受信したことを発信者に適切に知らせる
ことです。情報へのアクセスはその呼びかけに対するフィードバック、つまりは応答
なのです。 

 そして、受信者から応答が返ってきたなら、それに対してまたこちらから応答すれ
ば、双方向のコミュニケーションの開始です。これを繰り返すことでコミュニケーシ
ョンは持続します。コミュニケーションは互いに呼びかけあい、互いに応答しあうこ
となのです。 

 ひとたびコミュニケーションが始まれば、その中にある人との交流を通して、異な
る価値観を知り、自分を見つめ直すことができます。そして、わたしたちだけでなく、
コミュニケーションの相手も新たな展望へと進むことができるのです。 

 交流広場は、豊かなコミュニケーションにより、インターネットライフを楽しんで
いただくための広場です。

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